社長挨拶

 2017年2月の社長就任以来、「デジタルトランスフォーメーションを加速する」を当社の新しいミッションに掲げ、社業の発展に邁進しております。「デジタルトランスフォーメーション」とは「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面で良い方向に変化させる」ということを意味し、その実現の為には、AI(人工知能)を活用したIoTプラットフォーム(情報基盤)をベースとしたサービスが提供されることが不可欠であります。当社は、AIとIoTプラットフォーム分野への投資をより一層強化していくことで、ライフスタイルを変革するソリューションを追求して参ります。 「デジタルトランスフォーメーション」のコンセプトは、2016年8月に発表した「成長戦略」に基づいた重点指針の一つとして取り込んでおり、具体的な営業活動も開始しています。

 戦略実行の上で、現在弊社が抱える重要な経営課題は、安定収益の維持と拡大であります。これらの課題について、以下の2つの施策を掲げて活動を推進しております。

  • ・ 新たなコア技術への投資と醸成によるライセンスビジネスの対象拡大
  • ・ クラウドファーストな付加価値サービスの展開によるサブスクリプションモデルの構築

 新たなコア技術への投資と醸成は、AI(人工知能)分野では、顔認識エンジン・表情認識エンジンの開発、当社が従前より得意としてきたAV処理技術分野では、組込みブラウザ技術を獲得するための株式会社ミックステクノロジーズの完全子会社化が挙げられます。
 2つのコグニティブAIエンジンは、様々IoTプラットフォーム上で、センサーとしての機能も果たし、サーバー上だけでなく、コンパクトさが要求されるエッジコンピュータ側でも動作が可能です。今後は、コグニティブAIエンジンの対象を顔以外に拡張していく予定です。
 組込みブラウザ技術は、2020年に向けた次世代放送サービスの実現のために必須の技術であり、東京オリンピックに向けた4K・8K放送の他にハイブリッドキャストなど独自の放送・通信連携サービスの構築や2020年のモバイルネットワークの5G化局面にも応用可能で、その需要を取り組んでいく予定です。
 クラウドファーストな付加価値サービスとして、「JSバックアップ」や「VLOG見守りカメラサービス」を始めとする自社ソリューションを展開することで、サブスクリブション収入を増やし、既存のライセンス収入と開発収入と並ぶ、事業の軸になるサービス事業の立ち上げに取り組んでおります。また、今回、従来のVLOG見守り・防犯サービスにスマートホーム向けプラットフォームを統合し様々な案件に対応できるように致しました。これによりB2BおよびB2Bビジネスパートナー経由でのサービス事業での収益獲得を目指します。

 

 当社グループは、顧客をはじめ、ステークホルダの皆様と価値を共有しながら、社会から必要とされる企業グループであり続けるため、果敢に挑戦し、自らも進化を続けていきます。
 今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようにお願い申し上げます。

2017年8月
代表取締役社長 岩本 定則

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