Version2では、切羽観察簿作成の効率化にフォーカスし、
①「切羽観察簿作成機能の強化」
②「センサー情報による判定強化」
③「他社システムとの連携強化」
④「データの可視化とトンネル情報管理の強化」
の4つのテーマで機能を強化します。
写真撮影時に電子黒板を写真に追加。切羽写真に断面番号や測点、撮影日が自動的に反映され、情報共有や写真整理が効率化できます。
撮影した切羽写真に、iOSアプリ上で湧水スタンプや、線を描く機能を追加。撮影直後に写真にメモを残すことができるようになるため、切羽観察簿作成時に、切羽の状況を的確に反映できるようになります。
撮影した切羽写真の切羽面のみを切り出す機能を追加。切羽観察簿の作成にかかる時間を短縮できます。
入力スコアとAI判定結果それぞれの切羽評価点を算出。地山強度や支保パターンの目安をiOSアプリとWebアプリの両方で確認できるようになります。
既に提供を開始しているサーマルカメラを活用した湧水の可視化に加えて、LiDARセンサで撮影した点群データ(座標値)をiOSアプリの中で3D表示し、割れ目の形状を把握することができるようになります。
従来は、「切羽AI評価システムサービス」に入力された基本情報やスコアを、CyberNATM(株式会社演算工房)とマックシステム(マック株式会社)にインポートしていました。今回の連携強化では、逆方向のデータ連携に対応し、CyberNATMとマックシステムで編集したデータを、「切羽AI評価システムサービス」にインポートできるようになりました。他社システムとsMedioのシステムの間で、双方向のデータ連携が可能となり、現場の作業負担を減らすことができます。
入力されたスコア履歴をグラフにし、掘削の過程で変化したスコアの推移を見える化します。
トンネルの所在地や、トンネル長、地質図など、切羽観察の対象となるトンネルに関する情報をWebアプリで管理することで、情報共有が容易になります。
【参考資料】「切羽AI評価システムサービス」の製品ページはこちらから
【株式会社sMedioについて】
sMedioは2007年の設立以来、マルチメディア、無線接続技術関連ソフトウェアの開発力で高い評価を獲得しているソフトウェア開発会社です。「デジタルトランスフォーメーションの加速」をミッションとし、近年はAI(人工知能)による映像解析、IoTプラットフォーム製品、セキュリティ関連技術に事業分野を広げ、ソフトウェアによる新たな価値の創造に取り組んでいます。
【問い合わせ先】
株式会社sMedio URL https://www.smedio.co.jp/
担当:高橋 e-mail: support_AI_Technologies@smedio-01.com TEL: 03-6262-8660