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地質評価業務支援の「切羽AI評価システムサービス」が演算工房社の「CyberNATM」と連携

地質評価業務支援の「きりAI評価システムサービス」が演算工房社の「CyberNATM」と連携

株式会社sMedio(本社:東京都中央区、代表取締役社長:岩本 定則、東証マザーズ:3913、以下sMedio)は、sMedioの「切羽AI評価システムサービス」に、株式会社演算工房(本社:京都府京都市、代表取締役:林 稔、以下 演算工房)の施工管理一元化システムである「CyberNATM」との連携機能を追加しました。

sMedioの「切羽AI評価システムサービス」は、本年4月1日より商用運用を開始している、トンネル掘削工事における切羽(トンネルの掘削断面)の地質評価に画像AI処理を適用し、目視による切羽断面の評価をサポートするトータルソリューションです。AI学習モデルを組み込んだiPadアプリケーションでの切羽観察、クラウドシステムを使った切羽観察データの一元管理、Webでの閲覧・編集、そして、切羽観察簿への出力まで支援するものです。

演算工房の「CyberNATM」は、山岳トンネル(NATM)工事の測量・計測データの収集・管理を行い、施工管理の一元化を担うシステムで、すでに数多くの工事現場で使用されている実績のある製品です。

今回、「切羽AI評価システムサービス」と「CyberNATM」が連携することで、「CyberNATM」に、「切羽AI評価システムサービス」でのAIを活用した切羽観察の評価結果データを、簡単に取り込むことができるようになります。これにより、「CyberNATM」を使用してトンネル掘削工事の施工管理やデータ管理を実施している建設会社が、「切羽AI評価システムサービス」を導入することで、切羽観察にAIを活用することが容易なものになります。

演算工房 代表取締役 林 稔 様 のコメント

切羽観察評価にAIを活用することは、24時間の繰り返し作業という特性上、トンネル現場ではかなり有効であると思っています。
今回sMedio様と協業させていただき、AI判定から切羽観察帳票作成までの一連の業務フローが確立されたことにより、現場での業務効率化が図れるものと確信しております。今後はさまざまな地質条件に適合できるように学習データを蓄積して、判定率の向上を目指していきたいと考えます。このAIデータを弊社が取り組んでいるCIMモデル(E-G Modeling)に活用し、将来の維持管理に活用できるように進めていきたいと思っています。

演算工房HP
http://www.enzan-k.com

sMedio 代表取締役社長 岩本 定則 のコメント

今回、当社の「切羽AI評価システムサービス」が、演算工房様の「CyberNATM」と連携できたことをとてもうれしく思います。今回の機能連携提供により、すでに「CyberNATM」を使用している建設会社様への「切羽AI評価システムサービス」導入や、新たな建設現場に、両社共同でアプローチできることを期待しております。


製品紹介ページ
https://www.smedio.co.jp/product/ai.html

本件に関するお問い合わせは下記メールにて受付しております。
support_AI_Technologies@smedio-01.com

株式会社演算工房について
演算工房は、土木(山岳トンネル工事、シールド工事等)のインフラ現場におけるICTを用いる様々な製品、システム開発を行っています。

sMedioについて
sMedioは2007年の設立以来、マルチメディア、無線接続技術関連ソフトウェアの開発力で高い評価を獲得しているソフトウェア開発会社です。「デジタルトランスフォーメーションの加速」をミッションとし、近年はAI(人工知能)による映像解析、IoTプラットフォーム製品、セキュリティ関連技術に事業分野を広げ、ソフトウェアによる新たな価値の創造に取り組んでいます。

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